ロンボク島とササク文化

インドネシア・ロンボク島。
そこには、何世代にもわたって受け継がれてきた
手しごとの文化があります。

ロンボク島の風景

ロンボク島について

ロンボク島は、インドネシア・バリ島の東に位置する島です。バリ島ほど観光地化されておらず、まだ多くの人に知られていない、静かな美しさを持つ場所です。

この島には、ササク族と呼ばれる先住民族が暮らしています。彼らは独自の言語、文化、そして伝統的な手仕事の技術を持っています。その技術は、母から娘へ、父から息子へ、何世代にもわたって受け継がれてきました。

ロンボク島の自然は豊かです。美しいビーチ、緑豊かな山々、そして肥沃な土地。この自然の恵みが、ササクの人々の暮らしと文化を育んできました。

アタ編みの様子

アタ編みの伝統

アタは、ロンボク島に自生する植物です。この茎を細く裂き、天日で乾燥させ、何度も燻製にかけることで、独特の色と香りが生まれます。

職人たちは、一つ一つ手で編み上げていきます。一つのバッグが完成するまでに、2週間から3週間。その時間の中に、職人の想いと技術が込められています。

この技術は、ササク族の女性たちによって受け継がれてきました。幼い頃から母や祖母の手元を見て学び、少しずつ技術を身につけていきます。それは単なる技術の伝承ではなく、文化そのものの継承なのです。

木工の技

ロンボク島の木工職人たちは、島に育つ木々を使って、様々な道具や器を作ります。スプーン、フォーク、ボウル、トレイ。どれも、一つ一つ手作業で削り出されます。

木の性質を見極め、木目に沿って削る。その技術は、長年の経験によって培われたものです。使うほどに手に馴染み、味わいが増していく。それが、手作りの木工製品の魅力です。

職人たちは、自然への敬意を忘れません。必要な分だけを使い、無駄にしない。その姿勢は、持続可能な暮らしの在り方を教えてくれます。

木工職人の様子
ロンボクの食材

食の文化

ロンボク島の食文化は、豊かな自然の恵みに支えられています。スパイス、海塩、カカオ、モリンガ。どれも、この土地で育まれた宝物です。

海塩は、ロンボクの海水から作られます。天日で乾燥させ、丁寧に仕上げられた塩は、ミネラル豊富で、料理に深みを与えます。

カカオは、島の山間部で栽培されています。手間をかけて育てられたカカオ豆は、豊かな香りと味わいを持っています。モリンガは、栄養価の高いスーパーフードとして、現地でも日常的に使われています。

これらの食材を通して、ロンボクの自然と人々の暮らしを感じていただけたら嬉しく思います。

CONNECTION

私たちとロンボクのつながり

私たちは、ロンボク島に現地法人を持っています。それは単なるビジネスのためではなく、この島の人々と共に、持続可能な関係を築くためです。

中間業者を通さず、職人や生産者から直接仕入れる。それによって、つくり手には適正な対価が支払われ、お客様には本物の品質をお届けできます。そして何より、つくり手の顔が見える関係を大切にしています。

私たちは、ロンボク島で町づくりプロジェクトも進めています。それは、大きな開発ではなく、地域の人々と共に、ゆっくりと、丁寧に育てていく試みです。

CoMinkaは、その物語の一部です。愛知県新城市の古民家と、ロンボク島。遠く離れた二つの場所を、手しごとの品々がつないでいます。

この物語は、まだ始まったばかりです。これから、ゆっくりと、時間をかけて育てていきます。訪れてくださる方々と共に、この物語を紡いでいけたらと思っています。

暮らしの道具を見る

ロンボク島から届いた、手しごとの品々。
それぞれに、つくり手の物語があります。

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